こんにちは、アクセスアップの富井です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ホームページは、10年前と比べると水分変わりました。
私がこの業界に飛び込んだ1998年頃はまだホームページを持つ会社は少なく、「名刺代わりのホームページ」が主流でした。それから2000年頃はFlashによるアニメーションが人気となり一気に普及。そして、2000年代後半からは検索エンジンの影響によって集客や売上につながるということでホームページは一般化しました。
また、ノーコードでできる、つまりHTMLやCSSを組むようなものより、誰でも簡単に更新できるCMSのホームページが主流となっていますので、ブログや事例をどんどん増やすことによって「スマホでも見やすい集客装置」として活用されるようになりました。
そこで今日のブログでは、「昔と今のホームページの違い」をサッとわかりやすく解説します。昔の特徴から、現代ならではのポイント、そしてユーザー目線での重要性までご紹介しますので、是非最後までお読みください。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
10年前までのホームページは、今のようにおしゃれなデザインやスマホ対応ではなく、主な目的は「名刺代わり」もしくは「"会社の特徴"や"サービス詳細"など二つ折りのパンフレットの内容を掲載すること」で、ユーザーがどう感じるかよりも、とにかく情報があることが中心でした。
ですからレイアウトもシンプル。色も限られていて、画面は画像の周りに少しの文字で埋まる程度でした。
また、当時はほとんどのユーザーがPCでしかホームページを見なかったため、小さなモニターのスマホやタブレットでの見やすさは考慮されていませんでした。そのため、文字が小さく、リンクもクリックしにくいことが多かったのです。さらに、問い合わせフォームや購入ボタンのような「行動につなげる仕組み」もほとんどなく電話番号があるだけ。
ユーザーの選択肢はひとつで、営業時間内にしか行動を起こすことはできませんでした。
つまり、昔のホームページは「最低限の情報があるだけ」で、見てもらうこと自体が目的になっていた時代だったと言えます。それから2000年前後に"動く""音が鳴る""クリックするとアニメーションする"というFlashが出てきたときは、「インターネットに革命が起きた!」 という感じで一気にホームページを作る動きが活発になりました。
それからすぐにGoogleの検索システムが出現。キーワードを入れて検索すると知りたい情報が得られるということで、ホームページ自体が「集客や成果に直結する営業ツール」としての役割を持つようになりました。
Flashはその短い歴史に終わりを告げ、見た目よりユーザーが知りたい情報をどんどん掲載し、何をすればいいのか次の行動を促す仕掛けを工夫する時代へ。
検索で見つけてもらいやすくするためのSEO対策や、SNSとの連携で広く情報を届ける仕組みが欠かせなくなっています。また、行動を促す仕掛けとは、ボタンやリンクの配置、文章の書き方、写真の見せ方まで、すべて「ユーザーが問い合わせや購入など行動しやすいか」を考えて設計すること。
つまり、ホームページは単なる「会社の顔」ではなく、売上や問い合わせを増やすための戦略ツールになったのです。だからこそ、「きれいに見せる」ことと同時に、「見てもらい行動に移す工夫」が必須になっています。これが、昔とは大きく変わった今のホームページの特徴です。
昔のホームページは、運営者が情報を一方的に情報を発信する「プッシュ型」が中心でした。しかし、今はそれだけでは不十分。大切なのはユーザー目線の「プル型」でホームページを作ることです。ユーザーが知りたいことや、探している情報にすぐたどり着けるか、またコミュニケーションができるか?がホームページの成果を大きく左右します。
例えば、ユーザーが検索エンジンで調べて辿り着けるようにSEO対策を考えてホームページを作ることや、事例やお客様の声を紹介することで、初めて訪れた人に安心感や信頼感を与えるなどが代表的な施策です。
また、サービスの内容や料金がどこに書いてあるか分かりにくかったり、問い合わせフォームが見つけにくかったりすると、せっかく来てくれたユーザーもすぐに別のサイトに行ってしまうので、欲しい情報がすぐ見つかり、行動しやすい構造も必要です。
つまり、昔は「会社目線」で作られていたホームページも、今は「ユーザー目線」で設計することが成功のカギ。デザインや文章は、見た目のカッコ良さだけでなく、ユーザーが迷わず次の行動に進めるように考えることが重要です。この考え方が、昔と今で大きく変わったポイントと言えます。
さらに今のホームページは、PCだけでなくスマホやタブレットでも見やすいことが当たり前。昔はPC画面だけを考えて作られていたため、スマホで見ると文字が小さく、画像が切れてしまったり、二本の指で閉じたり広げたりと、操作がし難くかったりしました。しかし今は、どの端末でも一本を指で上下するだけで快適に見られるデザインや、画面の読み込み速度を意識した軽いサイト設計が標準です。
また、ユーザーは表示までの待ち時間が長いとすぐに離れてしまうため、もうダイヤルアップ接続の時代のように少しづつ画像が見えるようになるようではイライラさせてしまいます。ですから画像も軽くてサクサク動くことが必須になっています。そこで制作者は、画像や動画のサイズを軽量化したり、余計な装飾を減らすことで、表示速度を速く保つ工夫が必須とされています。
昔のホームページは情報があるというだけでしたが、今はスマホ対応、見やすさ、軽さ、そして何より「お客様目線」が重要になっています。デザインがオシャレであるだけでなく、集客や売上につなげるための工夫が欠かせません。ユーザーが迷わず問い合わせや購入に進めるかどうかが成功のカギです。
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最新2024.01.11