■2025 ゴールデンウィーク休業日のお知らせ

平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。

当社では、誠に勝手ながら下記の日程で2025年のGWの休業日とさせて頂きます。

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問い合わせがないのはメールフォームの項目数の問題!?

問い合わせがないのはメールフォームの項目数の問題!?

2025.02.25

こんにちは、アクセスアップの富井です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

25年前、初めて自社のホームページを開設した際は、かなりの時間と労力をかけてデザインやコンテンツにこだわりました。特に「問い合わせフォーム」には一番力を入れて、可能な限り多くの情報を収集できるようにと、項目をたくさん盛り込みました。「会社名」「業種」「ご担当者様名前」「ふりがな」「お役職名」「メールアドレス」「お電話番号」「連絡希望日時」「ご要望」...など、あらゆる項目を入れ、まるでアンケートのようなフォームを作ったことを覚えています。

ところが、悲しいかな最初の数ヶ月間はほとんど問い合わせはありませんでした。そこで、その原因を考えるうちに、あることに気がついたのです。それは「フォームの項目数が多すぎた!」ということでした。

自分では、最適な提案をするには多くの情報を収集する方が良いと思っていたんですが、実際にはその逆で、パッとフォームを見たユーザーが「こんなにたくさんの項目をいちいち入力しないといけないの?」と感じ、途中で離脱してしまっていたようでした。

実際、私自身も長いフォームに入力を求められると、面倒に感じて途中でやめてしまうことがあります。そのことに気づいてからはフォームをシンプルに修正し、6項目に絞りました。その結果、1件。また1件と問い合わせが入るようになったのです。

これはどの会社でも同じように、問い合わせフォームが原因でコンバージョンが落ちているケースがよくあると思います。

そこで今日のブログでは、この「フォームの項目数が多すぎることによる問題」をどう解決するかについてお話ししたいと思います。

問い合わせがないのはメールフォームの項目数の問題!?

【著者プロフィール】 

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。

記事目次
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入力項目が多すぎると途中で離脱する

問い合わせがないのはメールフォームの項目数の問題!?

「問い合わせ用にメールフォームを設置したのに、全然連絡が来ない!」そんな悩みを持っている会社は多いのではないでしょうか。この原因の一つには「フォームの入力項目の多さ」が考えられます。

例えば、問い合わせをしようとしたお客様がフォームを開いた瞬間、10個以上の入力項目が並んでいたらどう思うでしょうか?「ちょっと面倒だな」「あとでやろう」と思い、そのまま閉じてしまう可能性が高くなります。実際、多くのユーザーは、文字入力を手間と感じ、それが必須項目になっていると離脱してしまうことがあるのです。

「会社名」「住所」「お名前」「電話番号」「メールアドレス」は必要ですが、それ以上は、初回の問い合わせで必要でしょうか?例えば、「お名前」「メールアドレス」「問い合わせ内容」の3項目だけにすると、ユーザーの問い合わせへのハードルは一気に下がります。それ以上の詳細情報が必要なら、後でメールでやり取りすればOKなのですから、初回のお問い合わせには項目数を減らすのがおススメです。

問い合わせフォームは、シンプルで使いやすいことが最優先。「できるだけ多くの情報を集めたい」と思う気持ちはわかりますが、まずは問い合わせ件数を増やすことを優先しましょう。

理想的な入力項目の数とその根拠

問い合わせがないのはメールフォームの項目数の問題!?

一般的な問い合わせフォームでは、理想的な入力項目数は3~5項目と言われています。この数なら、ユーザーに負担をかけず、必要な情報を適切に集めることができます。

まず、ユーザー心理として、入力項目が10項目近くあると多すぎて途中で離脱しやすいという点が挙げられます。特に、スマホユーザーが増えた現代では、「入力にどれだけ時間がかかるか」「自分がどれだけの情報を提供しなければならないか」は大きな壁になってしまいます。そのため、項目が少ない方が気軽に入力しやすく、回答のハードルが低くなるのです。

次に、問い合わせフォームに必要な基本情報を考えてみましょう。

  1. 名前(お客様が誰なのかを確認)
  2. メールアドレス(返信するための基本情報)
  3. 問い合わせ内容(具体的にどんな相談をしているか)

これら3項目は、ほとんどのケースで必須となります。

これに加えて、電話番号や会社名など、相手が法人の場合に必要な情報を加えることもありますが、あまりにも多くを求めすぎると、入力に対する心理的障壁が高くなります。さらに、入力項目が少ないほど、問い合わせに対する迅速な対応が可能です。

フォームに入力する手間が減ることで、ユーザーが気軽に問い合わせをしやすくなり、結果的に返信までのスムーズなやり取りが生まれます。要するに、シンプルで必要最低限の情報だけを求め、問い合わせがしやすい環境を整えることが、効果的なフォーム運営には欠かせません。

実際に問い合わせが増えた成功事例

問い合わせがないのはメールフォームの項目数の問題!?

実際に、問い合わせフォームの改善を行うことで、問い合わせ数が劇的に増加した事例があります。

まず、貸スタジオの事例です。この会社は、もともと「予約フォーム」として複雑な項目が多いフォームを設置していました。項目が多すぎてアクセス分析結果を見てもユーザーの離脱率が高く、実際の予約数が思うように増えませんでした。そこで、フォームの項目を「お名前」「電話番号」「希望予約日時」の3つに絞りました。その結果、なんと問い合わせが30%増加したそうです。

次に、車のタイヤ販売店の事例です。この会社では、在庫の問い合わせを受けるために設置されたフォームが非常に長く、詳細な情報を求めすぎていました。こちらもアクセス分析ツールで見てみると「お問い合わせフォーム」へのアクセス数に対して、「受付完了」の数が半分以下だったため、離脱数が多いことが判明。慌ててフォームの項目数を見直し、最小限の情報だけを求めるように変更しました。その結果、問い合わせ数が50%増加し、「備考欄」にタイヤに関する簡単な質問が多く寄せられるようになりました。

こうした改善により、ユーザーが気軽に問い合わせをしやすくなり、売上にも良い影響を与えました。

まとめ

如何でしたか?

今日は「問い合わせがないのはメールフォームの項目数の問題!?」と題してお送りしてきました。

問い合わせフォームの項目数を見直すことは、意外にも問い合わせ数を大きく増加させるカギです。入力項目が多すぎるユーザーは途中で離脱してしまいますが、必要最低限の情報を求めることで、手軽に問い合わせができる環境を提供できます。

理想的なフォームはシンプルで、ユーザーが迷わずに進めるもの。成功事例からもわかるように、項目数を減らすことで、より多くの問い合わせを引き出すことが可能になります。

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