■2025 ゴールデンウィーク休業日のお知らせ
平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
当社では、誠に勝手ながら下記の日程で2025年のGWの休業日とさせて頂きます。
休業期間中にいただいたお問合せについては、5月7日(水)以降に順次回答させていただきます。
皆さまには大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
こんにちは、アクセスアップの富井です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
先日「ホームページの修正や更新は内勤スタッフに任せればいいだろう!」という発想で、ホームページの運用を事務社員に任せておられた自動車整備業の会社と出会いました。社長さんは任せる社員がいたので安心と思っておられましたが、現場側からは「更新する写真がない!」や「入庫につながる内容って何?」という不満や疑問があがり、結局退職していまいホームページが放置されてしまう事態に陥っていました。
これはよくあるケースで、ホームページの更新で成果を産み出すには、ただページを追加したり写真を貼り付けるだけではありません。アクセス解析データをもとにした改善や、ターゲットユーザーに刺さるコンテンツ作り、さらにキーワード検索に効果のあるSEO対策など、効果的な運用には一定のノウハウが必要です。
ですから、これらの知識や権限もなく"常にパソコンの前に座っているから"という理由で、更新を任されてしまう事務スタッフが、この仕事に不満を持つのは無理もないことなんです。
そこで今日のブログは、社員さんに更新業務を任せる際に知っておくべきポイントや、入庫の予約につながるホームページ運用の基本的な考え方についてお話したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
貴社では、「ホームページの更新なんて、事務作業の一つ!」と軽~く思ってはいないでしょうか?
実は、この考え方は集客できない大きな原因です。ホームページは大切な営業ツールです。それを面倒見ること。つまり運営(修正・更新・管理)は、単なる作業ではなく、業績を左右する新規開拓の重要な仕事です。
例えば、カスタム工場が、「とりあえず営業時間とサービス内容だけ載せておけばいい!」とホームページを作ってからしばらく更新することもなく放置していました。放置されたサイトは、数年前のままでスマホではとても見にくく、今どきのセキュリティ対策(SSL)も実装されておらず、ユーザーが「ここは今でも営業してるの?」と不安になるようなものでした。そのため、アクセス解析結果を見てみると「せっかく検索して訪れたユーザーもページ滞在時間が数秒と、直ぐに他サイトに行ってしまう!」という現象が起きていました。
そこでこのカスタムショップでは、一念発起してホームページとその運営方法を改善。スマホ対応にSSLの実装だけでなく、新規入庫時や作業中の写真を更新するようにしました。すると、数ヶ月後からユーザーがホームページに滞在時間や閲覧数がグッと増え、入庫予約も自然と増加したそうです。
更新は単に"新しい情報を追加する"だけではありません。ユーザーに「このお店なら安心できる!」と思わせる工夫が大切なのです。古い情報のまま放置しているホームページは、お客様に「この会社は時代遅れ?」という印象を与えかねません。
更新を"お客様へのメッセージ"として捉え、定期的に新しい情報を発信することで、信頼感を高め、集客につなげることができます。
ホームページに載せる内容(コンテンツ)はシンプルです。それはユーザーが"知りたいこと"でなければいけません。見てもらうためには内容が鍵となるのです。ところが、意外と多くの方が「自分が伝えたいこと!」を優先してしまい、ユーザー目線を見落としがちです。
例えば、ある車検工場A社の事例をご紹介します。この会社のホームページには、"設備"や"安全へのこだわり"が長々と書かれていました。しかし、ユーザーが本当に知りたかったのは「どんな"流れ"で、どれくらいの"費用"で、納車までの"期間"がどれくらいなのか?」など基本的な情報でした。その結果、ユーザーが必要な情報に辿り着けず、ホームページから離れてしまうという問題が発生していました。
そこで、この会社では、ユーザー視点に立ち、トップページに「車種別の車検費用」を「流れ」とともに案内し、アクセスしやすい位置に「引き取り・納車について」といった車検切れの車に対する情報も目立たせたところ、入庫予約が増加し、集客効果が大幅にアップしたのです。
集客や成果につながる更新は大掛かりな作業でなくても大丈夫です。小さな工夫を積み重ねるだけで、意外なほど効果を生むことがあります。
例えば、フロントガラスの交換工場の場合では、「扱う車種別の費用ページを作ると量が多すぎて全部載せられない!」と悩んでいました。そこで、サイト構成を工夫し、メーカーや車種毎に費用をわかりやすく整理し直しました。そうすることで、どのページに追加すれば良いかがわかりやすく、見る側も見やすくなりました。さらに、会社の外観や地図を大きく掲載したところ、「県外からもホームページを見て初めて来店しました!」というお客様が増えたのです。このような簡単な工夫でも、ユーザーが欲しい情報を見つけやすくなり、実店舗への集客につながります。
重要なのは、「完璧なホームページ」を目指すのではなく、小さな改善を定期的に行うことです。例えば、事例写真はスマホで撮るだけでも印象は大きく変わりますし、キャンペーン情報を追加するだけでもユーザーの興味を引くことができます。
「どこから手を付ければいいか分からない!」という場合は、まずは目につきやすいトップページや、お客様がよく使うお問い合わせページから始めてみてください。簡単な工夫でも、コツコツ続けることで大きな結果につながります。
運営の効果を実感するには、数字で結果を確認することが大切です。更新や改善はやりっぱなしではなく、データをもとに確認することで、集客につながります。
例えば、ある地域の鈑金塗装会社B社がホームページを更新した際の事例です。この会社では、事例の写真とお客様の声を数ヶ月間ほど週に2回の更新を行っていました。ところが、更新後に特に変化がなかったため「やっぱり更新は意味がないのでは?」と続けることを辞めてしまったのです。
そこで、分析依頼を受けた当社が入り、二週間のアクセス状況をツール(Googleアナリティクス)を使って分析しました。どのページがよく見られているのか、どのくらいの時間ユーザーが滞在しているのかを確認した結果、事例ページには多くのユーザーが訪れているものの、滞在時間が短く、すぐに離脱していることが分かりました。
その原因を調べると、掲載している写真数が1枚程度と少なく、説明文も文字数がほとんどないことであることが判明。そこで、SEO対策も踏まえたテンプレートを作成し、文字を任意に変更するだけで更新できるように行い、さらに写真をあらゆる角度から撮ったものを8枚以上に増やし、施工のポイントや費用感を分かりやすく説明したところ、滞在時間が伸び、さらにお問い合わせ件数も増加しました。
このように、数字を確認することで問題点が見え、適切な改善が可能になるのです。
如何でしたか?
今日は「ホームページ更新で入庫を増やす!自動車整備業の運用実践法」と題して、成果につながるホームページ運用の基本的な考え方についてお話ししてきました。
ホームページの更新は、ただ情報を追加するだけではなく、集客の鍵を握る重要な役割を果たします。ポイントは、「ユーザー目線」。つまり検索で調べるキーワードを想定した情報を提供し、小さな工夫を積み重ねて、継続的に改善することです。
また、更新の結果を数字で確認し、次のアクションに活かすことで、より効果的な集客につながります。
最初は「どこから手をつければいいのかわからない」と感じるかもしれませんが、小さな一歩を踏み出すことで必ず変化が見えてきます。「分からない」と立ち止まるのではなく、「お客様にとって役立つ情報」を意識して一つずつ取り組んでいきましょう。
当社では、ホームページの構成から各ページの文章作成までオールインワンになった制作サービスを提供しております。
これまで培った経験を活かし、キーワード検索から集客できるサイト構成や、反響につながるページ構成をご提案。インタビューを元にコンテンツを作成しています。
何をどうすれば良いかわからない場合でも安心してお任せください。
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最新2024.01.11