ユーザー・エクスペリエンス（UX）を上げるってどういうこと？

ユーザーが感じるすべての要素は、ホームページ上では"ページビュー数"や"滞在時間"などで表すことができます。そして、これは「Googleアナリティクス（無料のアクセス解析ツール）」を使うことで知ることができます。

例えば、何ページ閲覧したかを知れる"ページビュー数（Page Views）"や、ホームページ上で過ごす平均時間を示す"滞在時間（Average Session Duration）"。さらに、最初のページでホームページから離れてしまう割合を示す"直帰率（Bounce Rate）"など様々な項目があり、それをタイムリーに確認することができます。

これらの結果が優れていると質の高いホームページと見なされ、検索順位を上げたり反響を得ることができるのです。

ホームページはちょこちょこと改善を繰り返すことが効果を上げるためには必要です。

それは想像や思いつきで対応するのではなく、ユーザー・エクスペリエンスの指標を知ることで、何をするべきかハッキリします。

これが健康診断の結果と似ているところなんです。

ページビュー数や滞在時間、直帰率は、ホームページ全体のコンテンツ量やレイアウトに影響します。塩分の摂りすぎや運動不足のようなものですね。5ページしかないホームページより料金ページや事例など役立つ情報が多いほど数値は良くなり、気になるページに直感的にアクセスできることも大事です。さらに、ページ内コンテンツが動画で紹介されていることも滞在時間を増やすには有効ですね。

ユーザー・エクスペリエンス向上のために最も重要なことは、ページの使いやすさです。

カテゴリー毎にページは分類され、本文には中見出しと目次があり、ザックリでもメリハリがあり読みやすい構成であることがとても大切となります。

そこで、新聞や雑誌を例に考えると良いでしょう。

文字量が半端でない新聞や雑誌は、幅広いカテゴリーに関する情報が一冊に混在していますが、それでも各カテゴリーがページ毎に区分されていて、読者の理解を助けています。またページ内では、大量の文字の中に写真や図表などの視覚的な要素があったりと、見たい情報をサッと探せるようになっています。

このようにたくさんの情報があっても、構成次第で使いやすくすることはできるのです。

如何でしたか？

今日は「ユーザー・エクスペリエンス（UX）を上げるってどういうこと？」と題してお送りしてきました。

ホームページのユーザー・エクスペリエンスはアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」で知ることができます。

各指標を定期的にモニタリングし、数値の変化を把握することで、ユーザー・エクスペリエンスの現状を知り改善課題を見出すことができます。つまり、健康なホームページにするために改善すべきことがハッキリするので是非使ってみてください。