ホームページの文章はケツ論を先に書くべきってホント？

ユーザーは限られた時間内で多くの情報を得ようとするため、素早く結論を把握することを求める傾向にあります。

ホームページの文章では、ダラダラと長く結論を最後にする構成にしてはいけません。

「このページは○○についての説明です。〇〇は■■でないといけないと当社では考えています。」と言う具合に、何が言いたいのを先に伝えないとユーザーが離脱しかねません。

ですから文頭で結論を示すことでユーザーの興味を引き、その後に続く内容に重要な情報があることを見出しで伝え、それから本文を読んでもらうようにします。

ホームページの文頭に結論があったり、書き出し後に目次で中見出しがあると、ユーザーの記憶に残りやすくなります。

理由は、言いたいことが初めにわかったり、目次で本文の内容が想像できると、目的や主張もだいたい掴めるからです。

となると、パッパッと流し読みするだけで重要なポイントを掴めるため、短時間でユーザーの興味を引きつける効果もあります。

言ってみれば、文頭に主張を入れることで、ユーザーにとって有益な情報としての価値を高めることができるのです。

最後に...、

文頭に結論があると、検索順位を決めている検索エンジンの評価も高まります。

つまり、検索順位を上げる効果もあるのです。

Googleなどの検索エンジンは、ユーザーに最も役立つとされるコンテンツを提供することを目指しています。そのため、ページの最初の数行が重要なキーワードや内容を含んでいるかどうかを見ています。

また、Googleはユーザー体験（ユーザーエクスペリエンス、UX）も重視していて、そのホームページ内にどれだけ長く滞在したかも評価を高くする傾向があります。

結論を文頭で書くとユーザーの興味を引き、ホームページに滞在する時間を少しでも長くすることができます。

如何でしたか？

今日は、「ホームページの文章はケツ論を先に書くべきってホント？」と題して、お送りしてきました。

文章作りには、効率的に伝えるテクニックとして昔から「起承転結」で構成するとよいと言われていますが、始まり部分の「起」で最後の「結」を伝えるのが、実はホームページのテクニックだと言われています。

何の話を書いているのか、伝えたいことは何なのかを最初に書くべきということですね。

いわゆる、「"結"承転結」で文章を作る必要があるようです(^_-)-☆