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【年末年始休業日のお知らせ】

2025年も皆様にはお世話になりました。

当社では、年末年始休暇の期間を以下の通りとさせていただきます。

大変ご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

■年末年始休業期間

2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)

尚、休業期間中にいただきましたお問い合わせは、2026年1月5日(月)より順次ご連絡させていただきます。

インスタでWebに集客できるが問い合わせにつながらない!

インスタでWebに集客できるが問い合わせがない!

2025.12.25

こんにちは、アクセスアップの富井です。

今日で2025年最後のブログ更新となります。今年もお読みいただきありがとうございました。

 

今日は、最近多くなったSNS活用の悩みについてお話したいと思います。題して、「毎日インスタに投稿してWebに集客しているのに、どうしてなのか問い合わせがないんです!」です。

インスタグラムでの反応は悪くない。フォロワーも少しずつ増えている。でも、仕事の相談や問い合わせにはつながらない。これは、わりと小規模事業者の方からよく聞く悩み。しかし、その原因の多くは共通していて、インスタグラムとWebの役割を同じものとして考えてしまっていることにあります。

インスタグラムというか、SNSの役割はあくまで「興味づけ」。

日常の一コマの写真に会社やお店の考え方で伝えることで、見る側にとっては「ちょっと気になる存在」になる場所です。

一方でWebサイトの役割は「納得と決断」。

本当にここにお願いして大丈夫か?お金を払う価値があるか?などを判断する場所。

ここ数年は「Webは簡単でいい!」「インスタグラムやTikTokで何となしたい!」という考え方が増えています。でも、最終的に問い合わせを生むのは、しっかり作り込まれたホームページと問い合わせまでの導線。

そこで今日のブログでは、インスタグラムでどう興味を引き、Webでどう納得させ、最終的に「問い合わせ」という決断につなげるのか?実際の事例を例にわかりやすく解説したいと思います。

インスタでWebに集客できるが問い合わせにつながらない!

【著者プロフィール】 

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。


インスタの伸びと反比例して仕事につながらなかった事例

インスタでWebに集客できるが問い合わせにつながらない!

ある地域の設計事務所の事例です。

インスタグラムでは、建築事例やスタッフの日常を発信。

フォロワーも増え、投稿への「いいね」も安定していました。

ところが、実際の問い合わせは月に1件あるかどうか。

Webのアクセスログを見ていると、インスタグラムのプロフィールからやってきている形跡はあるものの、そこから先に進まない状態でした。

 

ご相談を受けて当社でお調べしたところ原因はシンプルでした。

Webは1ページだけで、「事例写真が4枚と会社概要、メールフォーム」が縦に長く並ぶランディングページになっていたのです。

 

初めてWebに訪問する人が知りたいのは、

  • どんな考えで仕事をしているのか
  • 他の設計事務所と何が違うのか
  • 自分の家を安心して任せられるのか

 

ですがこの会社のWebには、それを裏付ける情報がありませんでした。インスタグラムで感じた「いい会社そう!」という印象を、何も補強できていなかったのです。

インスタの"熱量"を、Webで"確信"に変える導線設計

インスタでWebに集客できるが問い合わせにつながらない!

この設計事務所の場合は、まずWebの役割を明確に整理しました。

インスタグラムはこれまで通り「実績や考え方をストーリー」として掲載。Webは「決断のための場所」として再構築しました。

具体的に何をやったかというと、

  • 「どんな人に向けた設計事務所か」を明確化
  • 先回りした「よくある質問と回答」を充実
  • 事例には「お客様の声と費用、工期」を追加

 

インスタグラムからWebにやって来た人が、「やっぱりここに相談しよう」と思える"サイト内の導線"を作ったのです。

その結果、インスタグラムではこれまでと同じような投稿内容でも、Web経由の問い合わせは数ヶ月で約2倍に増えました。

ポイントは、「インスタグラムで全てを説明しようとしない」こと。SNSはあくまで入口。決断させる役目はWebに任せる。

この役割分担が、成果を大きく変えました。

問い合わせにつなげるにはWeb内での導線が必要

インスタでWebに集客できるが問い合わせにつながらない!

Webの問い合わせにつなげる導線とは、「興味を持った人が、迷わず・不安なく・自然に行動できる流れ」のことです。特別なテクニックや強い売り込みではありません。人が納得し、決断するまでの気持ちの動きを、正しい順番で用意することなのです。

一般的には「導線とはただWebへ誘導することだ!」と思っている方が多くいらしゃいますが、そうではなく、"Web内の構成やコンテンツのこと"を指します。

繰り返しになりますが、インスタグラムの役割は「興味づけ」だけ。

「この会社少し気になる」「もう少し詳しく知りたい」と興味をもってもらうことが目的になります。ですから無理に売ろうとすると、逆に離脱されてしまうのです。

その次にリンクされているWebの役割は「納得と決断」です。

インスタグラムで感じた好印象が本物かどうかを確認し、「この会社に相談しても大丈夫か?」を最終判断する場所になります。そのためサイト内のコンテンツには、「こんな人のこんな悩みを解決します!」や「当社はこんな会社です!」。さらに「ユーザーがよく抱える不安や悩みへの解決策!」が用意されている必要があるのです。

そして最後に行動のハードルを下げるために「→お問い合わせはコチラ」ではなく「→まずは相談してみる」と添え、フォームの入力項目は最小限にする。

こうすることで自然と問い合わせが生まれます。

まとめ

インスタグラムの反応があるのに、問い合わせが増えない。

それは、投稿自体が悪いのではありません。Webに求められる情報が不足しているだけのケースが大半です。

「今のインスタを活かしたまま、問い合わせにつながるWebを作りたい!」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。実際の経験を活かし、インスタグラムと連動して"仕事につながる導線"を一緒に設計します。

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