こんにちは、アクセスアップの富井です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
「ホームページを作っても問い合わせが来ない…」この悩みは、多くの会社が必ず一度は直面する壁。しかし実は、この状態そのものが"普通"です。その理由は、ホームページとは作った瞬間にお客様が勝手に集まる仕組みではなく、"問い合わせを集める仕組みのベース"に過ぎないからです。
問い合わせが増えない理由のほとんどは、技術的な要因ではありません。
つまり、これらの"アクセス数を増やすための要素"をただのひとつもやっていない状態で「問い合わせが来ない」と悩んでいるケースが驚くほど多くあります。
そしてもう一つ、この悩みをお持ちの経営者の方に多い"根強い誤解"があります。それは、「問い合わせが来ないのは、ウチのサービス力が弱いからでは?」と思っていること。でも実際には「会社の存在を知られていない!」これこそが9割の原因なのです。
ホームページ運営は料理に似ています。素材(サービス)が良くても、誰にも食べてもらえなければ美味しさは伝わらない。同じように、まずは"見てもらう数"を増やすことが最優先。これを理解していなければ、いくら時間と費用をかけてホームページを作っても成果は生まれません。
今日のブログでは、この問い合わせが増えるホームページ運営の"本質"を事例とともにわかりやすく解説したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
ある建築会社のホームページは、公開から10年間ほとんど問い合わせがありませんでした。ですからこの会社の社長はホームページに力を入れることには正直なところ乗り気ではありませんでしたが、専務に事業承継するタイミングで相談を受けました。
これまでは大手の下請け仕事が100%で、今後は建主から直接契約する「直請け(じかうけ)」案件もやりたいということを聞き、見積りのために新たなコンテンツやサイト設計を提案するまでの間、当社で暫く既存サイトのアクセス状況を確認していました。
すると1日の訪問者は平均でわずか5人程度。この結果を社長に報告すると「会社の存在を知られてないんだ!」ということになり、思い切って見てもらえるサイトへとリニューアルを決意されたのでした。
リニューアル時に行ったのは、難しい施策ではありません。
結果、半年後にはアクセス数が1日約50人に増加。すると問い合わせがポツポツ入るようになりました。まさに、アクセス数が増えれば問い合わせは比例して増えることを象徴する事例です。
問い合わせが増えない理由を突き詰めると、ほぼ全てがホームページに辿り着く道が分断されている。つまり、「見られていない」→「興味を持たれていない」→「問い合わせに至らない」 というシンプルな流れに行き着くケースが大半です。
集客に関する施策は、デザインやプログラムとは別の"マーケティング"ジャンルになりますが、今は必須の作業。特に、次の作業は絶対にやっておく必要があります。
①サイトのSEO対策
タイトルが抽象的、キーワードがない、ページ量が足りない…。この状態では検索に表示されず"存在していないのと同じ"になるため、予め正しく学習し対策を施しておきましょう。
②SNSの連携
地域ビジネスほどSNSとの連携が重要です。インスタグラムやフェイスブック、それができるようになれば次はTikTokやYouTubeなど、「SNSで興味 → 詳しく知るためにホームページへ」という動線を作るだけで流入は劇的に変わります。
③Googleビジネスプロフィールに掲載
ここに口コミ数や写真更新をするだけでも電話問い合わせが倍増することはよくあります。 特に地域密着型ビジネスの場合は充実した内容にするようにしましょう。
④リスティング広告を使う
競合会社が1語のキーワードで"リスティング広告(検索連動型広告)"を掲載している場合、SEOだけで流入させることはとても難しくなります。最低でも月10万円以上の予算で広告掲載が必要です。
⑤マメに情報更新をする
事例や新着情報などマメな情報更新をしましょう。放置のままでは"営業していない会社"に見えるため信頼が落ちます。週2回など定期的な発信(更新)はとても大切です。
これらはすべて難しい施策ではありません。
しかし、ひとつ欠けるだけで成果が一気に落ちるのがホームページ運用の特徴です。問い合わせは、これらの施策がそこそこ揃い"競合会社より勝った"ときに初めて増えます。
「問い合わせが来ない」という悩みには、"ある重要な視点"が欠けています。それは、問い合わせは"期待値 × 露出量"で決まるということ。
サービスの質 = 期待値
アクセス数 = 露出量
サービスの質だけが高くても露出が少なければ問い合わせはゼロ。露出だけあって中身が弱ければ一過性で終わる。つまり、どちらか一方では成立しません。
ところが多くの経営者は、露出(アクセス数)の重要性を軽視しがちです。
「サービスは良いのにどうして問い合わせが来ない?」この原因の大半は、単純に"会社の存在を知られていない"からが考えられます。
実際、問い合わせが急増した会社のほぼ全てが、知られるための努力をしています。
例えば...、
このように"会社の存在を知られるための努力"を怠ってはいません。
結局、ホームページは「勝手に集客してくれる自動販売機」ではなく、結果を生むには常に新しい情報を発信し続けなければならないのです。このシンプル努力こそ理解すべき本質といえます。
問い合わせを増やすために必要なのは、難しいテクニックではありません。
「常に新しい情報を発信し続ける」それが一番大切なこと。
これさえ理解できれば、ホームページは必ず成果を返してくれます。
もし貴社のホームページが
「作っただけで放置」「SNSやGoogleビジネスと連携していない」「アクセス数を把握していない」という状態なら、改善の余地は大きく残っています。
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最新2024.01.11