ただ、集客に関していうと、昔と同じやり方だけでは思いどおりにはいかなくなってきているだけです。つい先日の2026年5月、Googleは「Google May 2026 Core Update」を実施しました。さらに、AIによる検索回答機能「AIモード(会話形式でAIに質問しながら情報を探せるGoogleの新しい検索機能)」や「※AI Overviews」の利用も急速に広がっています。
この変化をひと言で表すなら、「検索順位を競う時代」から「選ばれる理由を伝える時代」へ変わったということになり、それに応じた対策が必要だということです。
こんにちは、アクセスアップの富井です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
もしまだ、10年前と同じ感覚でSEO対策に頼るホームページ運営をしているなら、少し注意が必要かもしれません。2026年になり、Google検索の仕組みが大きく変わり始めています。AIの出現によって、今まで成果を出していたSEO対策だけでは、以前のような集客効果が得られなくなってきています。これは、リーマンショックやコロナ騒ぎと同等クラスの大きな出来事なのです。
まず、直近でのGoogleの公式情報では、「Broad Core Update(コアアップデート)」が2026年5月21日に開始され、6月2日に完了したと発表されています。
それに伴ってか、当社にも最近こんな相談が増えています。
確かにそう感じるのも無理はありません。理由は、今まで正解だったことが、少しずつ正解ではなくなってきているからです。
これまでは、「地域名+業種」をホームページ内に入れたり、ブログや事例の更新頻度を上げたりすることが比較的集客効果を発揮しやすい時代でした。しかし、2026年現在は、それだけでは十分な成果につながりにくくなってきています。
Googleは、「何が書いてあるか」だけではなく、「誰が書いているのか」「どんな経験や専門性を持っているのか」「どんな人たちが運営している会社なのか」といった、情報の背景も重視する傾向が強まっています。
しかもAIが一般的な情報を一瞬で作れるようになったことで、「どこかで見たような文章」はその価値が薄くなってしまいました。だからこそ危機感を持つべきなのは、ホームページを持っていない会社ではありません。むしろ、10年前の成功体験のままホームページを運営している会社の方が危ないのです。
特にAIモードやAI検索で推薦される枠は3社分しかありません。
ですから、「ちゃんと更新しているのに、なぜか昔ほど反応がない...」と感じている会社ほど、その枠の中に入ることができずにいるのかもしれません。
これは決して悲観する話ではありません。
むしろ、地域密着型の会社にとっては、大きなチャンスが来ています。
なぜなら、大手企業には真似できない「人間らしさ」が、これから大きな武器になるからです。
【※AI Overviewsとは...】
AI Overviews(AIオーバービュー)とは、Google検索をした時に、検索結果の一番上にAIが複数のWebサイトの情報をまとめて回答してくれる機能のことです。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
今、集客のことでお悩みなら、それは「日頃の努力が足りない」のではなく、「努力する内容が少しズレている」だけだと言えます。
例えば、10年以上前にホームページを作り、毎月1〜2本ブログも更新している会社があります。この会社は仕事も丁寧で、Googleビジネスプロフィールでもお客様評価も悪くありません。それなのに問い合わせが増えない。
そこでホームページを拝見してみると...
このような、どこの会社にも当てはまりそうな言葉が並んでいました。
でも、これでは競合他社との違いが見えません。お客様が知りたいのは、サービスの説明ではなく、「この人たちなら相談できそうだ」
や「この会社なら安心できそうだ」という感情の部分です。
ところが大半の会社では、自分のことはあまり書きたがりません。
仕事のこだわりも書かない。社長の想いも書かない。お客様とのエピソードも載せない。
それが非常にもったいないのです。
なぜなら、それこそが他社には真似できない最大の武器だからです。
SEO対策だけで良かった時なら、事例やブログページを大量に制作する方法が有利に働きました。
こういった〇〇〇や□□□、△△△部分を悩みやサービス名に変えて次々とページを作る方法が効果的でした。実際、私たちも、この10年間はこういったご提案をしていましたし、それによって成果が出ていた会社もたくさんありました。
ところが、2026年になってからは少し状況が変わってきています。
理由は、お客様の行動そのものが変わってきているからです。
今までは、何か困りごとがあれば検索をして、検索結果の上位に表示されたホームページを一つひとつ見比べながら情報を集めていました。しかし今は、GoogleのAI Overviewsによって、一般的な答えは検索結果の画面上で完結してしまうケースが増えています。
つまり、「ホームページ制作の重要性」や「インスタグラム運用のポイント」といった、多くの会社が同じような内容を書いているページは、わざわざクリックされる機会が減ってきているのです。
これはページを増やすこと自体が悪いわけということではありません。ただ、「何ページあるか?」ということよりも、「そのページに、その会社にしかない情報があるか?」が問われる時代になっているのです。
例えば、「ホームページとインスタグラムを連携すると効果があります。」というごく一般的な解説よりも、「所沢市の飲食店のお客様が、インスタグラムとホームページを連携したことで、半年後には新規のお問い合わせが増えました。」という実際の経験談の方が、圧倒的に価値があるのです。
理由は、これはAIが作った知識ではなく、その会社が実際に経験した一次情報だからです。
2026年のGoogleは、情報量の多さを競う場所ではなくなりつつあります。そして、その質とは、専門用語の難しさではありません。その会社にしか語れない経験や想いのことなんです。
つまり、どれだけページを増やしたかではなく、「その会社らしさが伝わっているか」が、以前よりもずっと重要になってきているのです。
これからは、ホームページの情報量やページ数ではなく、"その会社らしさ"。つまり会社の存在感が大きな強みになってきます。
今のGoogleはホームページ単体を見ているわけではありません。当然、Googleビジネスプロフィールも見ていますし、SNSの発信も見ています。そして何より、お客様自身もいろいろな場所を見比べています。
だから必要なのは、すべてを頑張ることではありません。
ひとつの軸を作ることなんです。
例えば、
そんな軸をひとつ決めるだけで、発信内容は自然と統一されていきます。
するとGoogleにも伝わりやすくなり、お客様にも、「小さな会社を応援しているところだから...」や「夫婦でやられている会社だから...」といった感想になってきます。
このように、2026年に入ってからGoogleやAIが評価しているのは、テクニックではありません。Web上での表現やSNSの投稿を見て、『この会社は何者なのか』が、きちんと伝わっていることなんです。
2026年のGoogleの変化は、SEOが終わったという話ではありません。SEOの主役が、キーワードから人へ移ったという話で、大きな制作会社に有利なことではありません。むしろ、地域でコツコツ仕事をしている小さな会社にとっては追い風です。
実は、それらすべてが立派なコンテンツになります。
今、AIの時代になったからこそ、一番価値が上がっているのは、人の存在そのものなのかもしれません。
もし、「ホームページを更新しているのに反応がない」と感じているなら、SEOのやり方を疑う前に、会社らしさが伝わっているかを見直してみてください。
ホームページを作る時代から、「その会社らしさ」を伝える時代へ。もし何を発信すればいいかわからなければ、一緒に整理するところからお手伝いします。お気軽にご相談ください。
当社では、ホームページの構成から各ページの文章作成までオールインワンになった制作サービスを提供しております。
これまで培った経験を活かし、キーワード検索から集客できるサイト構成や、反響につながるページ構成をご提案。インタビューを元にコンテンツを作成しています。
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最新2024.01.11