Webをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策

ホームページをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策

2025.05.27

こんにちは、アクセスアップの富井です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

ホームページをリニューアルしたのに、「問い合わせが増えない!」「アクセス数が伸びない!」「売上に変化がない!」とお悩みではありませんか?商工会議所などのアンケート調査の結果を見てもこの類の意見は多く、Webは営業目的で作ることが多いことがよくわかります。

でも、見た目はカッコ良くなったのに、なぜ成果につながらないのか...。それは、リニューアル時によくある"見落とし"が原因かもしれません。

実は、ホームページの反響を生み出すためには、デザインだけでなく「誰に向けて」「何を伝え」「どう行動してもらうか」といった制作前の設計や運用の考え方が非常に重要。見た目が整っていても、情報の整理や検索対策、導線設計が不十分では、ユーザーに響かず結果も出にくくなります。

そこで今日のブログでは、ホームページをリニューアルしても反響が出ない理由としてありがちな4つの失敗パターンと、それぞれの改善策についてわかりやすく解説したいと思います

「せっかく作り直したのに思うような効果が出ない」とお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

Webをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策

【著者プロフィール】 

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。


ターゲットが曖昧になっている

Webをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策

ホームページをリニューアルしても反響がない大きな理由のひとつが、「誰に向けたサイトなのか?」というターゲットが不明確になっていることです。

リニューアルにあたって「デザインを今風に!」「ページ数を増やしたい!」といった要望に目が向きがちですが、実は肝心なことは「どんな人に、何を伝え、どう動いてほしいか」というターゲット設計なのです。

例えば、地域の個人向けのサービスを提供しているのに、大企業にも通用しそうな抽象的な言い回しになっていたり、専門用語が多く、初心者が読んでも内容が理解しづらかったりするケースはよくあります。これでは見込み客に「自分向けのサービスだ」と感じてもらうことができず、結果としてお問い合わせや反響が減ってしまうのです。

改善の第一歩は、改めて「誰に届けたいのか」を明確にすること。理想的な顧客像(ペルソナ)をより具体的に設定し、その人が抱える課題やニーズに寄り添った表現や構成を見直してみましょう。ターゲットが明確になれば、文章のトーンや導線、掲載情報の優先順位も自然と整理され、より伝わるホームページになります。

SEO対策が不十分で検索流入が少ない

Webをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策

ホームページをリニューアルした後に、「アクセス数が減った!」「検索結果に表示されなくなった!」といった例は実は少なくありません。これは、広い海の島にポツンと一人でいるような状態です。

そうなる原因の多くは、SEO対策(検索エンジン最適化)が不十分、あるいはリニューアルの過程で既存のSEO効果を損なってしまっていることが考えられます。

よくある失敗としては、①ページのURLを変更した場合にリダイレクト設定をしていない!や、②検索エンジンに評価されていたこれまでのページ構造や見出しタグ(h1、h2など)を変えてしまい新たに認識されるのに時間がかかる!といったケースが挙げられます。

リニューアル時こそ、SEOの基本を丁寧に見直すことが重要です。できればURLは変わらないことが理想ですが、変わってしまった場合は旧URLから新URLへの適切なリダイレクト(301リダイレクト)を設定する。また、主要キーワードを含んだタイトルやディスクリプションを設計する。さらに、内部リンクを整理する。...などの対応が必要です。

見た目を整えるだけでは、検索経由の流入は増えません。検索されるための「見えない対策」をきちんと実施してこそ、反響につながるホームページになります。

デザインを重視してサイト設計がおろそか

Webをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策

ホームページをリニューアルする際、「とにかく今風でカッコいいデザインにしたい!」といった要望はよくあります。もちろん、第一印象としてのデザインは重要ですが、見た目ばかりを追い求めてしまうと、サイト設計やユーザー導線が疎かになり、結果的に反響が得られなくなることがあります。

例えば、写真や動画を多用したことで読み込み速度が遅くなったり、肝心の問い合わせボタンが見つけにくくなったりするケースがあります。また、訪問者が「次に何をすればいいのか」わからないサイト構成になっていると、離脱率が高まり、せっかくの訪問も成果につながりません。

サイト設計とは、ユーザーが求める情報に迷わずたどり着けるように、構成や導線、コンテンツの配置を計画すること。訪問者の行動を想定し、「どのページに何を掲載するか」「どこにどんな導線を置くか」を丁寧に設計することが、反響を得るうえで不可欠です。

デザインは情報を届けるための手段にすぎません。見た目だけでなく、使いやすさ・分かりやすさを意識した設計こそが、本当に成果を生むホームページにつながるのです。

目的のない更新で"伝える力"が弱い

Webをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策

「リニューアル後、なぜか反響がない!」という相談は当社でもよく受ける内容です。

この原因の一つが、「何のために」「誰に向けて」発信しているのかが不明確なまま、更新を続けていることです。更新そのものが目的になってしまい、内容に一貫性や意図が欠けていると、訪問者の心には響かないのです。

例えば、社内の日常や季節の話題などをなんとなく投稿しているだけでは、情報を探しているユーザーにとって価値のあるコンテンツにはなりにくいもの。結果として、検索にも引っかからず、読み流されて終わってしまいます。

改善策としては、まず「この更新で何を伝えたいのか」「誰に届けたいのか」を明確にすること。そして、読んだ人が次にどんな行動を取ればよいか(問い合わせ・来店・購入など)を意識した文章構成にすることです。目的を持った発信は、自然と"伝える力"が強くなり、反響へとつながっていきます。

更新は手段であり、ゴールではありません。一つひとつの発信に意図を込めることが、成果を生むホームページ運用のカギになります。

まとめ

如何でしたか?

今日は「ホームページをリニューアルしたのに反響がない!よくある失敗と改善策」と題してお送りしてきました。

ホームページをリニューアルしても反響が得られないのは、見た目だけでは解決できない本質的な課題が隠れているからです。大切なのは「誰に何を伝え、どう行動してもらうか」を明確にし、それに基づいた設計・運用を行うこと。ターゲットの明確化、SEO対策、情報設計、更新の目的意識——これらを見直すことで、はじめてリニューアルの効果が現れます。せっかくの投資を無駄にしないためにも、見直しの視点をぜひ取り入れてみてください。

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