こんにちは、アクセスアップの富井です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
「創業◯◯年の信頼と実績」Webサイトの概要文でよく見かけるこの一文。確かに会社の歴史を伝えるには便利ですが、実はこの"よくあるフレーズ"こそが、検索で見つけてもらえない原因です。
私たちWeb制作会社の現場では、「せっかくホームページを作ったのに、検索に引っかからない」「アクセス数が伸びない」という声をよく耳にします。その原因のひとつが、タイトルや概要文にユーザーが検索する言葉(キーワード)が入っていないこと。
タイトルや概要文は、検索エンジンに情報を届ける大事なパーツであり、訪問前のユーザーに与える"第一印象"でもあります。そこで今日のブログでは、概要文にフォーカスを当て、ありがちな落とし穴から、SEOに効く書き方、今日からできる改善ポイントまで、実例を交えて分かりやすく解説したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
中小企業のWebサイトでよく見かける概要文の一つに、次のようなものがあります。
■Before:「創業20年。信頼と実績のある電気工事業者です。地域に根ざしたサービスをご提供しています。」
一見すると問題なさそうに見えますが、この文章には検索されるキーワードがほとんど含まれていません。ユーザーが「〇〇市+電気工事」や「エアコン取り付け+見積もり」といった言葉で検索しても、このサイトが表示される可能性は低くなります。
では、どのように改善すればよいのでしょうか?
■After:「所沢市・狭山市でエアコン取り付け・電気工事ならABC電気。一般住宅から店舗まで対応、最短即日対応&無料見積もりで安心のサービスをご提供しています。」
このように、地域名・具体的なサービス内容・ユーザーが求めるベネフィット(即日対応・無料見積もりなど)を200文字に中に盛り込むことで、検索エンジンにもユーザーにも伝わりやすくなります。
概要文はただの会社紹介ではなく、「検索されるための入り口」です。テンプレート的な言い回しに頼らず、ユーザーの検索意図を意識した言葉選びが重要です。
Webサイトの概要文、つまり「meta description」やトップページの冒頭テキストは、検索エンジンでの表示内容やクリック率に大きな影響を与えます。Googleはmeta descriptionをランキング要因として直接は使用しませんが、ユーザーがその文章を見てクリックするかどうかには大きく関わります。
たとえば、以下のような概要文を見比べてみましょう。
■Before:「創業30年の信頼と実績。地域密着のサービスでお客様にご満足いただいています。」
これでは、どこにある、何をしている会社なのかが不明で、検索結果の中で目立ちません。
■After:「川越市で給湯器交換・水回り修理なら〇〇設備。土日対応OK・最短当日訪問で急なトラブルにも迅速対応!」
この内容なら、地域名、サービス内容、ユーザーベネフィットが明確で、クリックされる可能性がぐんと高まります。
つまり、概要文は「ただの紹介文」ではなく、検索結果の中でクリックされるための営業文句とも言えるのです。検索キーワードを意識した具体的な表現に変えるだけで、SEO効果を高めることができます。
概要文に入れるべきキーワードは、「ユーザーが検索するときに実際に使う言葉」です。会社目線の専門用語や抽象的な表現よりも、地域名・業種やサービス名・具体的な悩み・用途を意識することがポイントです。
例えば、次のようなキーワードが実用的です。
こういったキーワードは、「どこで」「何を」探しているのかが明確で、検索ボリュームも安定しています。
悪い例:「創業30年の信頼と実績で、地域に根ざしたサービスをご提供」
良い例:「所沢市・入間市で店舗向けホームページ制作ならABCウェブ。スマホ対応&SEO対策つきで集客力UP!」
このように、具体的な地名、サービス、成果につながる表現を入れることで、検索結果にヒットしやすくなるだけでなく、ユーザーの目にも留まりやすくなります。
概要文は「誰に向けて何を伝えるか」を意識して、検索キーワードを自然に盛り込むことが重要です。
概要文は、ちょっとした工夫で検索効果を大きく高めることができます。ここでは、専門知識がなくても今日から実践できる改善ポイントを3つご紹介します。
①地域名+サービス名を入れる
検索ユーザーは「エリア+業種」で調べる傾向が強いため、「〇〇市の外構工事なら~」「川越市でWeb制作なら~」といったように、地名+サービス内容は必須です。
②ユーザーのベネフィットを具体的に書く
「無料見積もり」「即日対応」「スマホ対応」など、ユーザーがメリットを感じやすい要素を入れることで、クリックされる確率がアップします。
③抽象的な言葉は避けて具体的に
「信頼と実績」や「地域密着」はよく使われますが、それだけでは何をしてくれる会社なのかが伝わりません。「〇〇件の施工実績」や「〇年の運用経験」など、数字や具体例を加えると効果的です。
これらの改善は、少しの手間でWebサイト全体の集客力を底上げする「最もコスパの良いSEO対策」です。まずは自社サイトの概要文を見直すところから始めてみましょう。
如何でしたか?
今日は「Webサイトの概要文がSEOを左右する!創業◯◯年...では検索対策には不十分」と題してお送りしてきました。
Webサイトの概要文は、ただの会社紹介ではなく「検索され、選ばれる」ための重要なポイントです。「創業◯◯年」だけでは伝わらない魅力も、地域名や具体的なサービス名、ユーザーのメリットを盛り込むことでしっかり届きます。まずは自社サイトの概要文を見直し、検索される言葉を意識した表現に変えることから始めてみましょう。それが、Web集客の第一歩になります。
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最新2024.01.11