【年末年始休業日のお知らせ】
2025年も皆様にはお世話になりました。
当社では、年末年始休暇の期間を以下の通りとさせていただきます。
大変ご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
■年末年始休業期間
2025年12月27日（土）~2026年1月4日（日）
尚、休業期間中にいただきましたお問い合わせは、2026年1月5日（月）より順次ご連絡させていただきます。
Webから問い合わせが全くない理由がわからない
2025.12.09
こんにちは、アクセスアップの富井です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
「ホームページはあるのに、なぜか問い合わせが全く来ない！」
これは、先日お問い合わせをいただいた会社の悩み。6年前に100万円強の制作費をかけて作ったのに、未だに電話もメールも来ないというのです。さすがに6年経っても全く問い合わせが無いとなると「ホームページって意味あるのか？」と不安になるのも当然です。
詳しく制作当時の内容を伺うと、デザインと写真撮影、プログラミングの費用が大半を占め、文章作りに工夫したとか、SEO対策などはやっていないということでした。
問い合わせが来ない原因の多くは、"ユーザーに伝わる導線が用意されていないこと"にあります。つまり、ホームページはあっても、「見られていない」や「見られていても、行動につながっていない」というケースがこれにあたります。
今日のブログでは、実際の事例をもとに、問い合わせがなかった会社がどうして改善できたのかを、専門用語を使わずにやさしく解説したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ／富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
地元で30年以上続くトラック専門の車検屋さんは、設備も技術も申し分なく、常連さんにも支えられている、いわば「腕のいい自動車整備工場」でした。
そんな中、息子さんが後を継ぐことになり、これからの世代のお客様にも選ばれるため、ホームページを活用した新規開拓にも取り組もうと、サイトのリニューアルを行うことになりました。
それまでのホームページは、数ページほどの簡素なもので、スマホ表示にも対応しておらず、問い合わせはゼロ。さらに「地域名＋車検」「地域名＋自動車修理」といった実際に使われる検索キーワードでは、何ページも後ろに埋もれており、そもそも検索対策（SEO対策）自体がまったく行われていない状態でした。
そこで、
- 「〇〇市で車検・修理なら」とタイトルに地域名を明記
- 車両総重量ごとに費用ページを制作し、全ページからリンク
- 一般の方にも分かる言葉で、悩み別のサービス案内を作成
- 50問のよくある質問と回答ページを制作
- 月1回の簡単な事例ブログを更新
リニューアル時にこれらを行っただけで、数週間後には「トラック車検＋東京都」や「〇〇トン＋トラック車検」など複数のキーワードで検索結果の1位に表示されるようになり、実際にホームページ経由の問い合わせも入り始めました。
前述の事例で言えるのは、「ホームページが役に立たなかった」のではなく、"見てもらえる作り方"や"見つけてもらう対策"をやっていなかっただけという点です。
今までは、「〇〇トントラックの車検費用が知りたい」「大型ダンプの車検もできるのかどうか？」「法定費用と整備費用はまとめて払うのか？」といった不安が積み重なって、初めての人達の行動を止めていました。また、そもそも検索結果に表示されず、存在自体に気づいてもらえていない点も大きな原因となっていました。
ですから、仕事の質や会社の価値が低かったわけではありません。
ただ単に、
- 探している人に見つけてもらえない
- 見つかっても、安心して問い合わせできない
この状態になっていたものを改善しただけなのです。
ホームページは、作った瞬間に自動で集客してくれる「魔法の道具」ではありません。けれど、見てもらえる形に整え、必要な対策を少しずつ積み重ねていけば、"しっかり働く営業担当"に変わっていきます。
ホームページというと、「売り込みすぎるのはよくないのでは？」や「控えめな方が好印象なのでは？」と感じている方もおられるようですが、本来、ホームページは会社が自ら情報を発信できる"自社の広告媒体"。ですから、買って買っての売り込みはマイナスですが、むしろ伝えるべきことは、しっかり伝えるべきなものです。
情報量には制限はなく、多いということではデメリットはなくメリットはありますが、少ないことでメリットはなくデメリットばかりなのです。
ユーザーが知りたいのは、「この会社は何ができるのか」「どんな人が対応してくれるのか」「費用はいくらくらいかかるのか」「自分の悩みは解決できそうか」といった、とても現実的な情報です。ところが実際のホームページでは、売り手の一方的な宣伝が多く見受けられます。
結果として、「よく分からないから、この会社はやめておこう！」と別サイトに流れてしまう。これは、サービスが悪いのではなく、必要な情報が足りなかっただけなのです。
ホームページは、24時間×365日休まずやってくれる営業担当者のような存在。丁寧な接客を行い、給与や昇給もない。ユーザーが知りたいこと、迷っていること、不安に感じることを先回りして用意しておくそれだけで、信頼と反応は少しずつ確実に積み重なっていきます。
ホームページから問い合わせがないと、「ウチはホームページに向いていないのかも？」と不安に感じてしまいがちです。でも、今回の車検屋さんのように、原因の多くはデザインや才能の問題ではなく、"伝え方"と"導線"のズレにあります。
すでにホームページがあるなら、ゼロから作り直さなくても、
- 検索される形に直す
- 安心材料を増やす
- 行動までの流れを整える
これだけで、反応が動き出す可能性は十分あります。
「もしかして、うちも同じ状態かもしれない」そう感じた方は、無料でホームページの簡易チェックも行っています。無理な営業は一切ありませんので、お気軽にご相談ください。
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当社では、ホームページの構成から各ページの文章作成までオールインワンになった制作サービスを提供しております。
これまで培った経験を活かし、キーワード検索から集客できるサイト構成や、反響につながるページ構成をご提案。インタビューを元にコンテンツを作成しています。
何をどうすれば良いかわからない場合でも安心してお任せください。
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ホームページの悩み解決
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