GW期間中の休業日のご案内

誠に勝手ながら「2024年4月27日(土)から2024年5月6日(月)まで」GWの休業日とさせていただきます。

ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

※休業前にいただいたお問い合わせも回答は休み明けとさせていただくことがございます。
※休業期間中もメール・フォームなどでのお問い合わせは可能です。

Cookie同意バナー,ホームページ,制作,所沢

「Cookie同意バナー」実装が義務付けに!?

こんにちは。
株式会社アクセスアップの富井です。

昨日ご案内した2022年4月施行の改正個人情報保護法についてですが、調べたところ「Cookieを含む個人関連情報の収集の際には、閲覧者本人の同意が義務付けられる」とのこと。つまり、運用するホームページによってはCookieの発信に同意するか拒否するかの意思を確認する機能を実装することが義務付けられるというのです。

数年前にあったスマホ対応からSSL実装に続き、またもやホームページの機能に追加しなければいけないものが出てきました。

ただ、今回は罰金が科せられるかもしれないシビアな問題で、慎重に対応されることをおススメしたいと思います。

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【著者プロフィール】 

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。


高まるプライバシー保護の重要性

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アフターコロナにおいては、多くの中小企業が新たな事業戦略の中心にDX化(デジタルトランスフォーメーション)を置いていますが、そこに必ずつきまとうのが、個人情報保護の問題です。

「日本ネットワークセキュリティ協会」の調査結果では、個人情報が漏えいした原因で最も多かったのは、「紛失・置き忘れ」で全体の26.2%。続いて、「誤操作」が全体の24.6%と半数以上が運営する会社に問題があったと発表されています。

今の個人情報保護法では、漏洩した段階で安全管理義務違反に該当し、6か月以下の懲役。または30万円以下の罰金という刑事罰が科せられます。加えて、お客さんやこれまでホームページを閲覧したユーザーの信頼を失ってしまいます。

これは経営上の大きなリスクにもなる問題です。

しっかりと運用ポリシーを定め、厳守しながら管理していきましょう。


何が個人情報なのか?

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では一体何が個人情報なのか、お話したいと思います。

「個人情報」とは...、生存する個人に関する情報で、その情報に含まれる氏名や生年月日等によって特定の個人を識別できる情報のこと。

例えば、氏名だけでも個人情報に該当しますが、誰の音声かが識別できる音声録音情報や、氏名と社名が含まれるメールアドレス、防犯カメラに記録された顔画像なども、個人情報に該当する例として挙げられます。

また、「個人情報保護法」では、個人識別符号を含む情報を、個人情報に含まれるものと定めています。

「個人識別符号」とは、①身体の一部の特徴を電子計算機のために変換した符号。②サービス利用や商品の購入に割り当てられ、あるいはカード等の書類に記載された、対象者ごとに割り振られる符号のいずれかに該当するもので、政令で指定されています。具体的には、①指紋、DNA、顔の骨格などの身体の特徴データや、②マイナンバー、パスポートや運転免許証の番号など、個々人に対して割り当てられる公的な番号が、これにあたります。


Cookieが個人情報として扱われる

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実はこの4月から日本でもCookieが個人情報として扱われます。

日本ではまだ漏洩したところで罰則がありませんが、欧州では無断でCookieを発信することに多額の罰金を科しています。

例えば、2020年末にはGoogleが1億ユーロ(約134億円)。Amazonが3500万ユーロ(約47億円)と莫大な罰金が科せられたということがありました。それに伴い、アクセスログを表示するGoogleアナリティクスでは、サービス利用規約でCookieの収集について開示することを求めるようになりました。

利用する際には「Cookie同意バナー」を実装とともに、プライバシーポリシーの文章の見直しを早急にやりましょう。


「Cookie同意バナー」について

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最近、大手企業のホームページやECサイトでは軒並み「Cookieの収集に同意しますか?」のバナーを実装するようになっています。

この意味をご存知ない方にとっては、「いちいち面倒な表示だなあ」と思われている方も多いことでしょう。

今までは見なかった不気味な広告のようなバナーですが、これが、ホームページ側が発信するCookieを閲覧しているパソコンやスマホ側で受け入れるか拒否するかの選択を求めるものです。

ホームページを運営している企業自身が、信頼できるサイトであることを示すためのもので、「選択の余地がなく同意を強制したり」、また「同意を拒否することで面倒なことを発生させる」ものではいけません。

単純に、今まで勝手にサーバーから発信していたCookieを、閲覧者に受け入れるか拒否するかを選択させる機能を義務付けるということからできたものです。

この「Cookie同意バナー」は、運営者側サーバーだけで動作するJavaScript(ジャバスクリプト)で記述したツールで、写真や文字のようにただ単純に貼り付けるだけのものとは異なり、設置にはちょっと難しい設定が必要です。

無料のツールもありますが、専門知識が必要なことから、制作会社にお願いされることをおススメします。


さいごに

如何でしたか?

今日は、「Cookie同意バナー」についてお話しました。

問い合わせフォームの項目に、氏名や住所以外に生年月日や趣味、クレジット番号や会員番号などを入力項目されている場合は、「Cookie同意バナー」が必要です。また、Googleアナリティクスでアクセスログを収集している場合も、実装することをおススメします。

現状の個人情報保護法では、「Cookie同意バナー」の実装は義務ではありませんが、ここ数か月の様子を見ると国内でも実装している企業は増加しています。

罰金の対象とならないよう、今後の世間の動向と日本国内の法律の動きにも注目が必要です。


成功へと導くストーリーを作り出します

アマゾンやアップル。FacebookにGoogleのような世界的企業には数百人規模のスタッフがホームページやSNSの運営に携わっています。ここ数年は日本の企業でもホームページやSNSは重要視され、社内にその運営を専門とする部署を持つ会社が出始めているほどアフターコロナの集客戦略が変化しています

そこで弊社は、中小零細企業向けにホームページ運営をカスタマイズし、お客様を成功に導くまでのストーリーを作り出すことをテーマにしたサービスを行っています。

 

Googleキーワード検索で上位表示の実績多数

集客や問い合わせの率を上げるために、SEO対策はもちろん、ターゲット選定やコンセプト決めなどもお手伝いしています。もちろん、文章作成に写真撮影などコンテンツ準備も対応。更新時にも自分でできるCMSを使いスマホ対応のホームページで制作するなど、トータルでサポートしています。

 

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ホームページ制作前から、運用後も身近な相談相手として親切丁寧にサポート。ただ作って終わりではないスペシャルなサービスをご提供いたします。

東京都内など所沢市・入間市・狭山市・川越市以外の地域も対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

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