ホームページがしっかり集客できていれば、経営上の大きな課題が解決します。

新規開拓など売り上げ確保は経営上の大きな課題。

これが解決できるかもしれないのですから、研究開発やサービス改善等にこれまで以上に時間を費やすことができます。

当社の制作事例の中でも、1日に数百件ものアクセス数がある事例はそれほど多くはありませんが、実際は数百以上もあれば反響もそれなりにあるようで、そんなお客様はどんどん人も増え、事業規模が拡大されています。

中には、「ホームページは会社の生命線だ！」と言われるほど重要視されています。

広い世の中とはいえ、その中から購買意欲の高いお客さんを発見し、集客するには高額なコストが必要です。

営業社員を雇ったとしても給料に加え経費もかかる。

営業代行会社に顧客開拓を依頼しても月に数十万円は必要です。

集客には随分とお金がかかります。

ですからホームページで集客できない原因は、リスティング広告の予算が月々数万円と少額だったり、SEO対策でも数十ページだけといった予算を削りたい気持ちが先に立つ"思い切りの悪い施策"に原因があるのです。

「自分の存在を多くの人に知ってもらい、集めるには投資（宣伝）が必要だ！」という考え方にならなければ、集客はできないのです。

BtoCビジネスの場合、集客に対して反響の割合は一般的に1％と言われています。つまり、1件の反響を得るためには、毎日100件以上のアクセス数（集客）が必要ということになり、チラシなら100枚配布して、一人が集客できるといったものと同じ。

これより厳しい数字を言う業者もありますが、現実はこんな感じです。

仮に、平均4,000円の商品を売るネット通販で月に40万円の売上を目指すとした場合、月間で100件の注文が必要となります。これを達成するために必要なアクセス数は月間で1万件。一日にして300件となります。

しかし現実のECサイトのアクセス数は月間で400件程度が平均で、1日にすると10や15件というのが大半。

これでは1つも売れない残念な計算になります。

1日にすると10や15件というのは、ホームページも同じ結果のようで中小企業の大半が集客には苦労しています。

ホームページも作っただけでは「誰もいない砂漠のド真ん中に出店しているようなもの」。

ですから、いきなりの集客は見込めません。

SEO対策だけでなくリスティング広告やSNS等、なんでも精力的にやっていくことが大切。

直ぐに結果は出ませんが、あれこれ問題に直面し解決策を講じることで少しづつ使い方が理解でき、効果を出すことができます。

ホームページの更新も今は、専門知識や専用ソフトが無くても数百～数千ページも作れるシステム（CMS）があるので、やらずにあ～だこ～だ悩むよりはやった方が結果は出ます。

インスタグラム（SNS）を毎日投稿することで、フォロワーを数千人以上に増やすとホームページのアクセス数をグンと上げることができます。

これは私の経験での話ですが、7年間毎朝投稿することで8,000人以上のフォロワーを集め、当社の通販事業に大きな影響を与えるまでになっています。

インスタグラムは素人でも数千人のフォロワーを集めるのは容易なツール。

1,000人以上のフォロワーを集めるのも内容によっては1年もかかりません。ここがホームページとは随分異なり点です。

そうなると1投稿するだけで1,000人近い人の目に触れることができるので効果がある程度期待できます。

また、SEO対策はSNSと同様に無料ですが、検索で表示されるには数ヶ月～数年の時間がかかります。

即効性のあるリスティング広告とインスタグラム（SNS）と違って効果が出るまで時間はかかりますが、持続性が最も高い施策。

即効性ならリスティング広告とSNS。持続性ならSEO対策。

互いの特性を把握し、合わせ技とバランスを考えて集客するようにしましょう。

如何でしたか？

今日は、「目的は反響集めなのに、肝心の集客ができない！」と題してお送りしてきました。

集客がうまくできない場合は、考え方を見直してみることが重要です。

自社のこだわりや予算。人手のことは一旦置いて、まずは見てもらうための方法について考えては如何でしょうか？

そうすることで、何が必要なのかの答えが見つかると思います。