クリーニング業のホームページ制作事例
新ビジネスを未来の軸にするために
先代が築いたビジネスモデルをベースに、高度な染み抜き技術を活かしたクリーニングサービスを提供する染み抜き屋様。
新規に立ち上げた"ネット受注による宅配ビジネス"は、依頼者の思いを大切にするサービスとして、今や大手美容室チェーンやアパレルメーカーからの依頼を受けるほど成長。
『ネットを活用した無店舗ビジネスとはいえ、いきなり大きな投資はできない。ブログを通じた反応にイケるのではと感じていたが、目標達成にはどの程度のアクセス数を必要とし、そのためにどんなサイトを作るべきか？成功例を基にした提案と生の体験談が欲しかった。』
受注獲得だけでなく、支払い方法・梱包発送・利用規約に至るまでビジネスモデル全体の企画から参加させていただいたケース。業界でもWebを通じた受注数では群を抜くという『染み抜き屋』（吉村ドライ工場）吉村社長様にWeb活用について伺ってみました。
集客の仕組みを考えた
『新しいビジネスモデルを模索しなければいけないクリーニング業界。当然ネットは絡めたものになるが、付加価値の高いサービスでなければ利益も出せず、技術力と業務効率の両面で検討する必要があった。』
不入流（いらずりゅう）師範として、衣類全般の染み抜きにはアパレルメーカーでさえ納得の技術を持つ吉村社長。経営者の率先した行動は、先代時代から勤める熟練職人の心さえも掴み、全社で取り組む新ビジネスがスタートした。
『最も大きな課題は集客だが、代金受取とお品物の引渡し方法や、万が一のリスクに備えた規約。スムーズに日常業務がこなせるよう全体を見据えた仕組みを考えなければならなかった。』
すでに通販事業を行うお客様とのお引き合わせを行い、弊社の通販事業の経験などもご提供するところから始まりました。
その後、お品物にオリジナルメッセージを添えるなど、様々な独自の工夫を付け加え、今や月間数百件の受注を獲得するまでに成長している。
ホームページやSNSの更新は欠かさず
『最初の依頼は静岡。次は北海道でしょ。うちは八王子だから...、「本当にきちゃったヨ！」って、ビックリしましたね！』
数店ある自社店舗や企業からの仕事に加え、宅配用の依頼分作業が入る。さらに、自社Webでの事例更新やFacebookへの投稿も欠かさない日々。
『ご依頼いただくって嬉しいですよ。電話事前相談窓口を設けてからは、生の声も聞けるわけで、感情込めて仕事しようって気になりますよ！』
人間味を感じてもらえるサービスを目指そうと、Webにはスタッフ皆さんの写真を掲載し、電話相談大歓迎を打ち出すなど、様々なおもてなし要素が追加されている染み抜き屋様。
『ブログもありきたりな内容にしたくないし、動画を使うとか、これからはコンテンツの質を上げたいですね。』
中小企業だからこそできる強みは人間性だと。将来はネットだけで今の事業規模が支えられるほどにできればと展望も語っていただきました。
■有限会社吉村ドライ工場 様（東京都八王子市）
【運営サイト】染み抜き宅配クリーニングサイト
最新2024.01.11
