まずは初めにすることは、ホームページをどうしたいか？"理想"を書き出し、社内で共有することです。

「1日に300件はアクセスが欲しい！」とか、「毎日1件は問い合わせが欲しい！」など、リニューアルする目的をハッキリ持っておかなければいけません。

その上で、集客したいターゲット層を決め、必要なページが何かを考えます。さらに、更新や修正など運用時のことを考慮した上で持たせたい機能をまとめ、最後にスケジュールと予算を決める。

そして、それらを紙に書き出し、制作会社との打ち合わせに臨みます。

制作会社にこちらの要望を伝えると、ほとんどケースではそれを実現するための具体的な方法についてアドバイスを受けます。そしてこの段階で決まったことをベースに"設計書"のようなものができあがります。

最初のアドバイスでは、要望や課題に沿って『ホームページの機能はコレがある！』とか、『この課題にはこうした方が良い！』など具体的な解決方法の提案を受け、Webの専門家の経験や知恵をもらいます。

それを元に、やるべきことがまとまります。

"設計書"の完成によって、ホームページの骨格が決まります。

そうなると、いよいよ"中身"。つまりコンテンツ（文章や写真）の準備に入ります。

ここで知っておきたいことは、「ホームページの文章は、お客さんの視点から作らなければ、せっかく時間をかけて作っても無駄になる！」ということ。

理由は、ほとんどのユーザーはデザインの良さやキャッチコピーには目もくれず、自分が抱える悩みを解決できる情報を求めているからです。

このことを理解して作らなければ大失敗するので要注意です。

文章作りには手間と時間がかかりますが、ホームページにとっては"集客にも反響にも一番影響を与える"重要なもの。

ですから、何度も読み返しては修正を行い、精度の高いコンテンツを作るようにしましょう。

集客に効果のある悩み解決ページの準備ができれば、次はソリューションとなる"サービス案内"のコンテンツ作成に入ります。

「社員の頭の中にある経験や知恵」を徹底的に表現するようにしましょう。理由は、ほとんどの会社では「こんなことを言っても無駄だ！」と考え、経験や知恵は紹介していません。

ですから、文章や写真を使って表現するだけで、ユーザーが感じる他社との違いになります。

如何でしたか？

今日は、「リニューアルするにも何から手をつければ良いかわからない！」と題してお送りしてきました。

検索を利用するユーザーは自分が抱える悩みを解決できる情報を求めています。

ですから、『○○が起きた時には、過去の経験では□□をチェックすると....、』と言う具合に文章の頭部分には、"悩みと解決策"を紹介するように注意する必要があり、サイト構成もこの類のものが多ければ集客もできます。

このように、ホームページはコンテンツはユーザー視点で考えて準備したいものです。